トレイルランしてますか

ここ数年、陣場高原から高尾山などの尾根や奥多摩では起伏のある山道を駆け抜けるトレイルラン（山岳マ ラソンとも呼ばれる）をしている人を多く見かけるようになりましたね。新しいアウトドアスポーツとして 浸透するトレイルランニングは有名なのは奥多摩の『長谷川カップ』や富士山麓トレイルラン」「最大高低 差3000ｍ日本アルプス縦断」な大会もある。各大会のコース設定は自然へのダメージを抑え、登山者の迷惑 にならないようにしているというがどうなんだろう。ブームが加速する中で、山の知識やルールが置き去り にされていることを指摘する声もでているようだ。大会の参加条件も「完走に自信のある人」など体力が優 先されがちで一般の登山家やハイカーにとっては山を走ること自体、危険と思うのだがどうでしょうか。登 山客との接触事故だけでなく、岩場で走ることは落石を引き起こす原因にもなるとおもいます。でも、競技 の第一人者、石川弘樹さんという方はトレイルランの最大の魅力は人のいないフィールドを探して気ままに 走ることに尽き、「もし前方から登山客が歩いてきたら数メートル手前でペースダウンし、あいさつを交わ すぐらいの余裕と配慮がないといけない。」といっている。自然に対する負荷という点でも、走る行為と歩 く行為はまるで違うので大自然に身を置く謙虚な心も不可欠だといっている。スタイルが全く違う両者が共 存していくには最低限のマナーやルールをお互い守らないと接触事故や落石の危険性がありますね。
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