上高地で外来植物が55種確認

 松本市の上高地地域の2,500以上の地点で2012年度に55種の外来植物が確認されたと環境省上高地自然保護官事務所が発表した。信州大山岳科学総合研究所、現地の清掃パトロールなどをする上高地パークボランティアと共同で2012年6～7月に上高地（釜トンネル－横尾地区）の歩道や車道、駐車場など人の出入りがある場所で外来植物の分布を調査した。その結果、外来生物法で「要注意外来生物」に挙げられている植物のうち、確認地点数が多かったのはタデ科のエゾノギシギシ（600カ所）、キク科のヒメジョオン（475カ所）、キク科のセイヨウタンポポ（128カ所）など確認された。この結果に基づき、本2013年度は侵略性が高いとして「特定外来生物」に指定され調査で2カ所で確認されたキク科のオオハンゴンソウの根絶を優先するそうだ。また、要注意外来生物の生育範囲の縮小や外来植物の種類数の減少も目指して除去活動をするとのことです。動物も植物も外来種は困りますね。

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