上高地冬のテントは小梨平だけ

冬季の上高地は近年、スノーシューによる団体雪上ツアーが人気を呼んでいるが、来シーズンからいよいよ規制が始まるようだ 。環境省松本自然環境事務所は河童橋や大正池周辺の上高地一帯で冬季にテントを張る場合、夏季にキャンプ場となる小梨平に 限る管理方針を決めたそうだ。近年、団体雪上ツアーが人気を呼ぶなどして冬の入山者が増えており、ごみのポイ捨てや踏み荒 らしなどが湿原などの環境に影響を与える可能性があるとして、来冬以降の入山者に対応を呼び掛けることにしたようだ。同事 務所は2008～09年度、冬の上高地の利用実態を調査したが、テント場の設営は制限していないために水生動植物が豊かな岳沢湿 原でテントが張られていることや、田代湿原での踏み荒らし跡などを確認している。ごみが残されていたり、し尿の跡もあった という。このためキャンプ場として知られ、冬季も使えるトイレがある小梨平にテント場を限ることにしたとのこと。「登山者 のごみを目当てにカラスが定着する恐れもある」と指摘されており規制が必要になったようだ。数年前に行ったがそれほど多く の人は入山していなかったように思うが、困ったことですね。マナーを守らないと入山禁止になってしまうおそれもありますね 。
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