Angels-Lily
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3,000m級の山に登るとき
- 2010/06/18 (Fri) |
- 登山 |
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開山祭やお山開きとなり、これからが夏期登山のシーズンの季節になりましたが、昨年(2009年)の山の遭難「死者・行方不明 者」最悪でした。(詳細はこちら)初心者がいきなり3,000m級の山に登ることはないと思いますがツアー登山が多くなり心配ですね。そこで平地と3,000m級の山と の違いについて再度確認したいと思います。 *気温:気温は、100m上昇すると0.6℃低下、風速1m/Sec風が吹くと体感気温が1℃低下します。 したがって、平地で仮に30℃、上空に寒気が入っていない、無風の場合、3,000mの地点では、30-(3000/100)×0.6=12℃と なります。 *風:で体感温度が下がります。風力3(木の葉や細かい小枝がたえず動く。軽く旗が開く。=風速3.4-5.4m/Sec)では、体感 温度が3℃から5℃低下しますので、 3,000mでは、体感温度が9℃から7℃になります。 風力5(葉のある灌木がゆれはじめる。池や沼の水面に波頭がたつ。=風速8.0-10.7m/Sec)では、体感温度が4℃から1℃となり 冬山登山のジャケットなどが必要になります。 *気圧:高度と気圧の関係は、気圧そのものの変化、気温、湿度などによって一律には表すことができませんが、高度計など一 般的目安として、平地(0m)で 1013hPaのとき、標高100mで約1001hPa、500mで954hPa、1000mで890hPa、1500mでは845hPa、 2000m-795hPa、2500m-747hPa、3000m-700hPaで、1hpあたり9mから12mの高度差として表示されているようですね。 *酸素濃度:酸素濃度は、0mで100%としたとき、500m-94%、1000m-88%、2000m-78%、3000m-68%、4000m(富士山)-60%、 5000m-53%、10000m-26%となり、北アルプスでは酸素が20~30%、富士山では40%近く少なくなっています。 したがって高度が上昇するにしたがって血中酸素が低下し、人体に悪影響を及ぼします。(下記高山病参照) *気象:気温気圧などもこのなかに含まれますが、気温・気圧・酸素濃度の低下にともない雨・風・雪・雷・氷など通常平地で は体験したことがないような気候に見回れることがあります。大粒の横なぶりの雨、人など吹き飛ばすような風、ホワイトアウ トが発生するような大雪、岩場に沿って走る雷、雹のような大粒の氷などに遭遇することがあります。 *高山病:標高が高いところは気温、気圧、酸素濃度が大幅に減ってきます。低圧、低酸素状態になると(一般的には2000m以 上)頭痛や吐き気など、山酔いと呼ばれる症状が見られ、急性高山病の初期症状にかかる人がいます。とくに急性高山病の原因 は高所の低酸素であり、低酸素によってさまざまな症状が発生します。急性高山病は個人差が大きく発症する高度にも個人差が あるようですね。以前書いた高山病についての二kkも参照してください。 [高山病と血中酸素濃度はこちら] [高山病予防対策はこちら。]
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COMMENT
3,000m級の山に登るとき
Re:3,000m級の山に登るとき
体に変調の兆しがあったら即、下山してください。