高山植物にも異変か

北アルプスで咲き誇るチングルマに環境の変化で異変が起きているようだと産経新聞に出ていた。三俣山荘 で、昭和21年(1946）から山を見続ける伊藤正一さん（87）は「この10年で植物が巨大化し、チングルマも茎 が長くなった言っている。生き字引のような伊藤さんは山の現状について「環境は確実に変わった。普通は 10Cm程度のチングルマが倍近くになったこともある」と懸念している。終戦の翌年から60年以上にわたり一 帯を見続けている“山の主”の言葉であり気になりますね。今夏は同山荘では24度を記録し通常は暑くても 20度程度で、常識では考えられない気温だったという。東京大学大学院理学系研究科の舘野正樹准教授は「 植物の巨大化には人間の排泄物が関係しているのでは」とみておりその理由は「成長に必要な窒素やリンが 豊富だから」だそうだ。真相は不明だが、温暖化や汚物の増加など人間が原因になって影響を及ぼしている のは明らかなようなので入山制限も出てくるかも知れませんね。
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