山岳遭難電波位置探索で速やか救助

富山県立大などの研究グループが遭難者の速やかな救助を支援する無線機器「登山者電波位置探索システム」の実験に成功したそうだ。いろいろと遭難救助のための位置確認探査システムが研究され実験しているが範囲は現行システムの百倍で、近距離では雪崩遭難者をピンポイントで捜し出せる二役をこなす装置のようだ。来年秋の製品化を目指していて山岳遭難の捜索に大きな力となりそうだ。新システムはＧＰＳ情報を送受信できるスマートフォンサイズの携帯機器を使用し遭難者がＳＯＳボタンを押すと、緯度と経度、識別番号が捜索拠点の探索機器に送られる。現在貸し出されている山岳遭難者探索システム（通称ヤマタン）より百倍の範囲をカバーでき、100m以内の近距離では電波をたどることで雪崩ビーコンのようにピンポイントで捜し出せる機能もあり凄いですね。剣岳への冬山登山者らに貸し出されているヤマタンは、使用できる周波数帯の制限で発信電波が極めて微弱で、半径数十メートルの狭い範囲しか届かない。このため、遠方から遭難場所の特定が難しいそうだ。2012年秋の製品化に向けて小型にするなど使い勝手をさらに良くしていくそうです。遭難しないのが一番ですが捜索には威力を発揮しそうですね。
参考：中日新聞

↑日本ブログ村ランキングに参加中です。ランクUP が励みになりますのでクリックお願いします。
↓こちらもよろしくね

 

参考：中日新聞