Angels-Lily
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急増シカ害の共存への課題
- 2011/11/29 (Tue) |
- 日記 |
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あちこちで鹿が増え里の田畑やアルプスの高山までその害が及んでいる。ニホンジカは、長野県内では生息状況がここ20年ほどで一変し たそうだ。長野県の保護管理計画によると、推定生息数は2001年に約3万頭。それが2006年に約6万頭、2011年には10万頭以上に急増した とのこと。2001年以前の生息数は不明だが、捕獲統計から推定すると、増え始めたのは1990年代ごろとみられ、分布も以前は県南部など に限られていたが、徐々に広がったようだ。同じ草食獣でも個々に縄張りを持つニホンカモシカはある範囲には一定の数しか生息できな いが群れを作るニホンジカは条件が良いと数を増やす。繁殖戦略が違い、シカは餌があればあるうちにできるだけ増えようとするそうだ 。雄は繁殖期に「一夫多妻」の群れをつくり栄養状態が良い雌は1歳で子を産み、毎年のように1頭を産み4~5年で2倍に増える。この勢 いを、昔は冬の厳しい気象条件や天敵のオオカミが抑え、生態系のバランスを取っていた。シカは豪雪で大量死することもあり、これら の減少要因に対抗するため、増えやすい繁殖戦略を身に着けたと考えられている。戦後の高度成長期以降は農山村の過疎化・高齢化が進 み、燃料もまきや炭が使われなくなり人の手が入らずに放置された山林の下層植生はシカの餌となり、増えた耕作放棄地もシカなどが利 用しやすくなったという。一方で、狩猟者は減り温暖化による積雪の減少も雪が苦手なシカの冬季死亡率低下につながったとみられてい る。シカ増加原因は狩猟者の減少と生息環境の好転のようであり、シカを減らしたり、増やしたりしたのは人間の側ともいえますね。こ の状況だとまだまだ増えて被害が拡大しそうです。
参考:毎日新聞
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