山梨県の山岳遭難前年比増加

 夏山シーズン真っ只中ですが山梨県警地域課が2012年上半期の山岳遭難発生状況を発表した。発生件数は前2011年同期 比5件増の29件で遭難者数も同8人増の34人で、うち死者は同2人増の8人だったそうだ。遭難者のうち、40歳以上が23人 と、全体の67.6％を占め発生件数29件のうち11件が単独登山者で、うち3人が死亡。ヘリコプターでの救助が22件で相変 わらず中年以上と単独登山の遭難・死亡が多いようですね。 発生場所は秩父山系が11件と最多で、大菩薩山系6件、南アルプス5件で原因別では滑落・転落が12件と最多となってい て道迷い8件、疲労・発病が5件だった。準備不足や単独登山は避けてほしいですね。 2012/8/10 櫛形山トレッキング道整備へ 南アルプス市が櫛形山（標高2052ｍ）の西側斜面にトレッキングルート整備を計画しているが、依頼を受けて有識者ら が現地の自然環境について調査し、報告書をまとめたようだ。調査で、計画ルート付近に県のレッドデータブックで絶 滅危惧種に指定されている植物２種（チチブシロカネソウとスルガヒョウタンボク）を確認し、希少種の生息エリアを 避けるようルートの一部変更などを求める一方で、生物の多様化が図れると整備によるメリットも指摘されている。ト レッキングルートは富士川町の池の茶屋登山口（標高約1850ｍ）から南アルプス市のアヤメ平（標高約1900ｍル）を結 ぶ全長約6.1Kmで報告書の内容を反映させ整備を進め2013年中に完成を目指すそうだ。アヤメモ回復するといいコースに なりそうですね。 参考：山梨日日新聞）

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