北アルプス槍沢ロッヂの水力発電

 上高地から槍ヶ岳を目指す方は泊まったことがあると思いますが、北アルプス槍沢にある山小屋槍沢ロッヂでは湧き水に 恵まれた立地を活用した水力発電に取り組んで20年以上になるそうだ。発電機や蓄電池を改良しながら徐々に発電効率を 上げ、現在では小屋全体の使用電力の5～10％を賄うまでになったいるとのこと。廊下の常夜灯や夜間のバイオトイレの運 転に充てている。私も2年前に宿泊したが、夜中に発電機の音がしないのに明かりがありたうかりました豊かな自然を生か して電気を作れないか小屋に水力発電を導入したのは1990年で槍沢の支流に湧く沢水をため、導水管に流し込んで発電を 始めた当初約200W/ｈだった発電量は現在約300W/hまでになったそうだ。水路を設けて水を引いたり簡易ダムを築いたりす れば大きな電力を得られるが、現地は国立公園特別保護地区で大掛かりな工事は制限されているのでできる範囲で水力の 活用を進めていくそうです。自然エネルギー活用すばらしいですね。 参考：信濃毎日新聞

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