尾瀬シカ被害深刻で防除ネット設置

 尾瀬国立公園の尾瀬ケ原のシカが増えて湿原が荒れる被害が深刻化しているが、環境省が尾瀬ケ原で2012年5月に行った調査では2001年に調査を始めてから最多の約120頭の生息が確認されたそうだ。2009年から特別保護地区内でも捕獲を始めるなど対策をとってきたがこのままでは尾瀬の自然が全滅してしまうと群馬県側の山小屋経営者らでつくる「尾瀬保護協会」が8月20日に入山口の一つの大清水口にある大清水湿原を囲むように侵入防止のネットを張ったがあまり目立たない色なので気にならないようだ。約２ヘクタールの大清水湿原はシカの被害で湿原が荒らされ、7月下旬からはイノシシによる被害も出始めたのでミズバショウなどの貴重な資源を獣害から守ろうと21日までの2日間で、湿原の周囲約700に緑色のネットを約160cmの高さで張り巡らせたとのこと。このままでは自然が壊れてしまうのでは仕方ないですね。

にほんブログ 村
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