塔ノ岳山頂の日の出山荘解体・景観改善へ

 丹沢山系の塔ノ岳（1491ｍ）山頂に長く廃屋として残り景観をを損ねていた日の出山荘が解体されることになった。日の出山荘は1950年代後半ごろに建てられ15人程度を収容し、土産品の販売も行っていたそうだ。閉鎖した時期は定かではないが山小屋関係者によると少なくとも1986年には閉鎖されていたという。トタン張り2階建ての山荘は閉鎖後そのままになっていて現在は窓ガラスが割れ、トタンはさび、屋内は布団や食器などが散乱している状態で当時の山荘経営者は既に亡くなっておりなんの対応が取られていなかったという。近年の登山者の増加や景観の改善と登山者の安全対策として廃屋の解体撤去を決定し神奈川県と秦野市が2月9,10日の2日間、ボランティアの力を借りて解体作業を行いトタンなどの廃材はヘリコプターで運搬し処分するそうだ。山頂にきたない廃屋がなくなっていいですね。

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