Angels-Lily
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山梨、長野、静岡県境の南アルプス(赤石山脈)に生息する国の特別天然記念物・ライチョウが、最近30年間で半数以下に減り、極めて危機的状況にあることが、信州大の中村浩志・名誉教授(鳥類生態学)の調査結果が山梨県南アルプス市で開かれたいる第14回ライチョウ会議で発表された。ライチョウは、国内では南北アルプスなど一部の高山帯に生息し、全国の生息数は約2000羽とされ、環境省は昨年、近い将来野生での絶滅の危険性が高い「絶滅危惧1B類」に分類を引き上げている。中村名誉教授によると、南アルプス北部の北岳~間ノ岳で1980年代に行った調査で63あったライチョウの縄張りは今年6月の調査で9まで減少し80年代に南アルプス全体で約700羽と推計されていた生息数は約300羽まで落ち込んだとみられている。原因は、ゴミの増加や環境破壊など人為的な要因もあり、テンやオコジョなど天敵となる肉食動物が増えているためという。また、南アルプスでは近年、シカやサルが標高3000m付近の高山帯にも侵出してきており高山植物被害も深刻化しライチョウの生息環境は悪化しているという。「南アルプスのライチョウは近い将来、姿を消す可能性が高くライチョウの天敵やシカなどの駆除に官民挙げて取り組まなければならない」と話している。
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南アルプスのライチョウ30年間で半減
- 2013/11/08 (Fri) |
- 日記 |
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山梨、長野、静岡県境の南アルプス(赤石山脈)に生息する国の特別天然記念物・ライチョウが、最近30年間で半数以下に減り、極めて危機的状況にあることが、信州大の中村浩志・名誉教授(鳥類生態学)の調査結果が山梨県南アルプス市で開かれたいる第14回ライチョウ会議で発表された。ライチョウは、国内では南北アルプスなど一部の高山帯に生息し、全国の生息数は約2000羽とされ、環境省は昨年、近い将来野生での絶滅の危険性が高い「絶滅危惧1B類」に分類を引き上げている。中村名誉教授によると、南アルプス北部の北岳~間ノ岳で1980年代に行った調査で63あったライチョウの縄張りは今年6月の調査で9まで減少し80年代に南アルプス全体で約700羽と推計されていた生息数は約300羽まで落ち込んだとみられている。原因は、ゴミの増加や環境破壊など人為的な要因もあり、テンやオコジョなど天敵となる肉食動物が増えているためという。また、南アルプスでは近年、シカやサルが標高3000m付近の高山帯にも侵出してきており高山植物被害も深刻化しライチョウの生息環境は悪化しているという。「南アルプスのライチョウは近い将来、姿を消す可能性が高くライチョウの天敵やシカなどの駆除に官民挙げて取り組まなければならない」と話している。
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COMMENT
無題
Re:無題
南アルプスの乗鞍岳でも見かけますがめったに見られません。
保護が大事ですね。