Angels-Lily
還暦から始めたブログも14年目を迎えます。 古希を過ぎると体力が落ちてきました。 のんびりと登山やWalkingをしていきます。 Copyright (C) 2007-2020 Angels-Lily All rights reserved.
応援ぽちをよろしくです。
人気ブログランキング
にほんブログ村
富士山が泣いているので入山規制や分散を
- 2014/06/23 (Mon) |
- 日記 |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
昨日は皇太子さまの富士山を思うエッセーを紹介したが、今日は富士山が抱える課題を指摘し解決策を提案する本を執筆した都留文科大教授の渡辺豊博さんのほんの紹介です。
過剰な登山者数などの課題と環境保全への解決策を提案する「富士山の光と影」を出版し、「行政はその場しのぎの対策でなく、入山規制や登山者の分散など抜本的な対応が必要」と訴えています。
中学時代から富士山に登り続け、長年、環境保全活動に取り組み、世界遺産効果で登山者数が増え、環境破壊と遭難事故の増加を懸念している。環境省の調査では、2013年の登山者数は前年から微減の31万人だが、「閉山中の調査していない期間に登る人が増えておりこの春にも遭難事故が多発した」とみている。「文化遺産ながら、信仰と芸術の源泉になったのは自然美があるからなので静岡と山梨両県の対策が手ぬるい」と執筆の狙いを話しています。
本では、渡辺さんが現場を見続けてきた経験から、紙おむつなどのごみが散乱したりバイオトイレの容量を超えて、12万人分近い登山者のし尿が垂れ流し状態になっている現状を指摘している「傷だらけの富士山が泣いている。危機遺産にしてはいけない」本ではと警告しています。
以前にも日記に書いたが、国連教育科学文化機関(ユネスコ)は、2016年2月を期限にした、6つの「宿題」を出している。適正な登山者数を維持する手法、登山道や山小屋など富士山の神聖さに調和する保全方法などだがこの一年で決まったことは、払っても払わなくてもいい千円の『入山料』くらいですね。肝心な課題への対応はまったく進んでいないと私も思う。
対策の遅れの原因は利害関係者の地元利益を優先していることでしょうね。渡辺さんは、政府が「富士山庁」を新設して一元管理することを提案しているが、富士山の適正な登山者数は「世界遺産登録の機運が盛り上がる前の20万人が適当」と分析しておりビジターセンターを設けて管理し、時間ごとの人数制限設定を求めている。本は全国の書店で販売しているので呼んでみてはいかがですか。
にほんブログ村
↑ ブログランキングに参加してます。ランクアッ プが励みです。応援クリックよろしく!
↓ こちらもよろしく。
人気ブログランキングへ
過剰な登山者数などの課題と環境保全への解決策を提案する「富士山の光と影」を出版し、「行政はその場しのぎの対策でなく、入山規制や登山者の分散など抜本的な対応が必要」と訴えています。
中学時代から富士山に登り続け、長年、環境保全活動に取り組み、世界遺産効果で登山者数が増え、環境破壊と遭難事故の増加を懸念している。環境省の調査では、2013年の登山者数は前年から微減の31万人だが、「閉山中の調査していない期間に登る人が増えておりこの春にも遭難事故が多発した」とみている。「文化遺産ながら、信仰と芸術の源泉になったのは自然美があるからなので静岡と山梨両県の対策が手ぬるい」と執筆の狙いを話しています。
本では、渡辺さんが現場を見続けてきた経験から、紙おむつなどのごみが散乱したりバイオトイレの容量を超えて、12万人分近い登山者のし尿が垂れ流し状態になっている現状を指摘している「傷だらけの富士山が泣いている。危機遺産にしてはいけない」本ではと警告しています。
以前にも日記に書いたが、国連教育科学文化機関(ユネスコ)は、2016年2月を期限にした、6つの「宿題」を出している。適正な登山者数を維持する手法、登山道や山小屋など富士山の神聖さに調和する保全方法などだがこの一年で決まったことは、払っても払わなくてもいい千円の『入山料』くらいですね。肝心な課題への対応はまったく進んでいないと私も思う。
対策の遅れの原因は利害関係者の地元利益を優先していることでしょうね。渡辺さんは、政府が「富士山庁」を新設して一元管理することを提案しているが、富士山の適正な登山者数は「世界遺産登録の機運が盛り上がる前の20万人が適当」と分析しておりビジターセンターを設けて管理し、時間ごとの人数制限設定を求めている。本は全国の書店で販売しているので呼んでみてはいかがですか。
にほんブログ村
↑ ブログランキングに参加してます。ランクアッ プが励みです。応援クリックよろしく!
↓ こちらもよろしく。
人気ブログランキングへ
PR
COMMENT