遭難者に新型コロナウイルス感染の疑い

八ケ岳連峰・阿弥陀岳（2805ｍ）近くで4月25日に遭難し、長野県警ヘリコプターで救助された都内の自営業男性（３６）に一時、新型コロナウイルス感染の疑いが浮上し、陰性との結果が判明するまで２日間、救助に当たった長野県警山岳遭難救助隊員ら１０人前後が自宅待機を余儀なくされたことが27日、分かった。

遭難者に新型コロナウイルス感染の疑いが出て、救助に当たった県警山岳遭難救助隊員らが一時自宅待機する事態になったそうだ。長野県警ヘリは、隊員各９人の２班態勢で運航。今回のような救助が続くと、２班とも出動できなくなる可能性もあそうだ。県消防防災ヘリは機体修理のため運航を休止中で、他県にヘリ出動を依頼する状況も生じかねないと言っている。
大型連休前から、携帯電話などで救助要請があった場合、遭難者に体調を聞き取り、感染が疑われる場合は防護服を着けるよう準備していたが、今回、救助を要請した男性には発熱などの症状はなかったという。使い捨ての防護服は十分な数量がなく、症状の有無にかかわらず毎回着用するのは難しいようだ。
近くの八ケ岳山荘によると今春、入山者は例年より９割ほど減っているが、２５日は１０人ほどが入山し、都市部からの日帰り登山が可能な八ケ岳などでは今後もある程度入山すると見込まれているようだ。
救助隊がすぐ助けに行けないかもしれないと考えて登山はやめてほしいですね。

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