山を汚すのは誰か

エベレストや富士山の清掃活動を行っている野口健が書いた『富士山を汚すのは誰か』を読んで感じたのだが山を汚すのは誰だろうか。登山者だろうか。本の中で毛利氏（宇宙飛行士）は富士山は山ではなく観光地だから、人が多く集まりごみがちらかり汚れるのだといっていた。いま富士山は清掃活動やバイオトイレで環境が良くなってきているようだ。百名山も人気でツアーも多くなっている。百名山は観光地になってきているのだろうか。大勢で日程どおりに急ぐ登山者ほど、そのパーティはゴミを出す確立と量が多くなると本に書いてあった。観光地化が進めば環境が汚染されてしまうのだろうか。先日の笠の山荘ではトイレもタンクごとヘリで麓に下ろして処理をするそうだ。笠は遠いので観光化までされていずきれいな山だった。ここには自動販売機はない。私も登山観光客にならないようにしよう。山はいつまでもきれいであって欲しいのだ。
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