Angels-Lily
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山岳ガイドの質の問題について
- 2009/09/17 (Thu) |
- 登山 |
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読者から日本山岳ガイド協会が設立された経緯を調べれば現在の山岳ガイドの質の問題に行き当たるとのコメントを頂いたの で調べてみた。1971年の設立・運営されてきた「社団法人日本アルパインガイド協会」と「日本山岳ガイド連盟」を合併し2003 年4月に現在の(社)日本山岳ガイド協会となっている。社団法人としての所轄は環境省。会長は橋本龍太郎氏。これで国内の ガイド組織は名実ともに一本化されたと記録にある。しかしガイド組織は一本化されたがガイド資格の基準は一本化はされてい なかったようだ。ガイド資格がは新組織に移行した際、上級登攀ガイド(アルパインガイド)・登攀ガイド(クライミングガイド)・山 岳ガイド(マウンテンガイド)・登山ガイド(トレッキングガイド)・山地ガイド(ハイキングガイド)・里地/里山(ネイチャーガイド) の6種類とし、国際山岳ガイド資格は変更なしにしたのだ。旧資格はそのまま新資格にスライドし、資格昇降をしなかった。それ ぞれ資格の種類に応じて、「資格研修」の内容で「検定」され基準に満たない場合は「研修」をするようになっていたようだが良 く分からない。たとえば、上級登攀ガイドは、クラッシックルート「5級以上」・フリークライミング「5.10C」・登山靴でV+のリード・氷 壁傾斜80度/20mのリードクライミングの能力・山岳スキー技術でSAJ2級等のレベルがあること等らしい。これは先鋭的登攀 を第一とする者と稜線歩きを案内する者との技術の違いを考えずに資格を統合してしまったのではないか。 さらに、現在ガイド組織も「社団法人日本山岳ガイド協会」(ここ)「一般社団法人日本アルパイン・ガイ ド協会」(ここ)がある。これではガイドの質がばらばらなのは当たり前ではないだろうか。 トップクライマーだけでなく各分野でしっかりした経験や知識を身に付けて山岳ガイドとして活躍している人が声を上げて問題提 起をして解決していって欲しい。
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COMMENT
山岳ガイドの質の問題について
それはそうですよ怖いんですものね~
色んな所があるんですね・・・
Re:山岳ガイドの質の問題について
経験あっても山は甘く見てはいけません。