北岳のタカネマンテマ

南アルプスの高山帯のみに分布し、特に北岳で見られる写真のタカネマンテマ（ナデシコ科マンテマ属）はユニークな花の形からか珍品目的のマニアに よる盗掘の対象になりやすく、盗掘されてもキタダケソウほどの知名度がないせいか騒がれにくいようだ。この現状を山梨園芸高・笛吹高植物研究部で は高山植物のタカネマンテマが絶滅の危機に直面していることを、研究成果をもとに訴えている。絶滅の危険性が高いといわれていたキタダケソウより 、タカネマンテマの方がより深刻な危機状態だと理解を求めている。同部は培養が難しいとされるタカネマンテマの増殖に成功し株をサンプルとし て抽出し、1株あたり平均861個の種子を採取したが発芽・定着率はかなり低いようだ。タカネマンテマは盗掘などで個体数の減少に歯止めがかからず、 環境省の2007年「レッドリスト」では絶滅危惧ＩＡ類に格上げされ、現在では100株以下に減少していると考えられているそうだ。ぼんぼりのようにふくらんだ可憐な花ですね。私は見たこと無い花 だが、絶滅しないよう希少植物保護の抜本的な保護政策がほしいですね。
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防災ヘリ山岳遭難者に費用請求はどうなるか

埼玉県では発生した山岳遭難事故で県の防災ヘリコプターが出動する際、遭難者に運航費を請求できるとする条例案を、県議会十二月定例会に提案する 方針を固めたと「防災ヘリ山岳遭難者に費用請求へ」 （こちらの日記）に書いたが、その条例を開会中の県 議会12月定例会へ議員提案をしたそうだが、肝心な部分の「無謀な計画や装備で登山者が遭難した場合、県防災ヘリの出動費用を請求できる」とした 条文が削除されることになったそうだ。これは請求しても登山者が支払わなかった場合、（条例だけを根拠に）請求できるのか」などと、知事が運用面 の課題を指摘していたからだそうだ。ただし付則では、費用請求については「県が早急に対応する」との一文を追加し、県側に今後の実施に向けた検討を するようだが骨抜き条例になりそうですね。22日の本会議でどのような形で可決されるのか注目したいですね。
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田貫湖面の紅富士

一年で最も日の入りが早いこの時季、富士宮市の田貫湖では雪化粧した富士山が夕日に照らされて朱色に染まる「紅富士」が出現している。午後４時を 過ぎると富士山が徐々に赤色を帯び始めた。日の入り直前の４時半ごろに最も赤く染まり、湖面にも逆さ紅富士が映し出される神秘的な景色がみっれる ようだ。早速私も現地にはいけないので、環境省・インターネット自然研究所（こちらのサイト） の田貫湖畔から見た富士山で見てみた。この日は山頂付近には雲がかかっているものの赤 富士が湖面にも映し出されて見事な映像であった。これから天気の良い日はこのサイトで赤富士を楽しもうと思う。
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東京マラソン2011チャリティー枠参加料

私は東京マラソン2011本抽選ではもれてしまったが11月の追加抽選に当選し運よく￥10,000.-で参加できるようになり現在練習に打ち込んでいる。お酒 もこれから控えて、禁酒の期間も設けなければ感想できないだろう。そんな中、東京マラソン財団が、第5回東京マラソンで新たに設けるランナー1000 人のチャリティー枠参加料を11万円に設定し募集開始は今月15日からと私にも案内が来た。すでにインターネットによる先着順で始まっているので詳し くは、東京マラソン公式ウェブサイトでURL　lご確認ください。サイトに入ってみたら、100,000円～ 1,000,000円以上の範囲で10,000円単位での寄付金を申し込むようになっている。チャリティランナーのナンバーカードは一般の参加者とは異なる特別 色のナンバーカードとなり、記念品として配布されるチャリティランナー用の特別なデザイン・色のTシャツを着用し、Tシャツの背面には、チャリティ に参加した目的や“想い”を自筆で表現できるスペースを設けてあり、テレビ放送の視聴者など、多くの方たちにチャリティランナーの存在とその活動 を強く印象付ける役割をおねがいするそうだ。これは目立つランナーになりそうですね。
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トムラウシ山遭難旅行社の業務停止期間最長

トムラウシ山遭難旅行社を処分かの日記を先日（こちらの日記）に書いたが、その処分が決定した 。北海道・大雪山系のトムラウシ山で昨年7月、登山ツアー客ら8人が死亡した遭難事故で、観光庁は15日、ツアーを企画した「アミューズトラベルに対 して、本社営業所の業務を16日から51日間停止するよう命じたがすでに募集したツアーは行うようだ。そして、業務停止期間は記録の残る1997年以降で は最長になっている。業務停止期間がながいのはアミューズ社が2009年7月13日から17日のツアーに際し、安全確保のため必要な計画作成などせず、ま た、札幌営業所では2006年1月から3年7カ月、旅行業務取扱管理者を置いていなかったからだという。処分を真摯に受け止めてHPに書かれている「「ト ムラウシ山遭難事故調査報告書」の提言を受けて当社の取り組み」を確実に実行して今後事故のないツーを行って欲しいですね。
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