高山(4000m級）登山健康診断の基準統一

ヒマラヤやキリマンジャロなど標高3800m以上の山岳ツアーが人気を集めているが死亡が相次いでいるようで高山(4000m級）登 山をする前に健康診断の基準統一を作るようだ。日本登山医学会と旅行会社が中高年を中心に年間5千人が参加しているが、参 加希望者の健康状態を事前にチェックする統一の診断基準作りに乗り出したとニュースに出ていた。基準作りを始めたのは「登 山者検診ネットワーク」で、登山医学の専門家ら370人が参加する日本登山医学会と山岳ツアー専門旅行会社３社が加わってい るそうだ。高山では、高山病や隠れた持病の悪化で、死亡する例が少なくない。登山に詳しい医師や旅行会社は、登山に耐えら れる健康状態かどうか事前にチェックするよう求めているが、医師によって診断にばらつきがあるのが実情のようだ。新しく作 る基準では、富士山より高い海外の山を目指す人を対象に、生活習慣病や喫煙の有無、病歴など13項目を点数化し、医師の診断 の目安にしてもらうことを想定している。高血圧や糖尿病などの生活習慣病の状態が悪いと減点し、普段から運動している人は 加点する。それぞれ2～4段階で判定し、合計の点数が一定水準以下なら参加の中止を勧めるようだ。ヒマラヤ山脈をかかえたネ パールの日本大使館の元医務官の報告によると、1996～2005年に日本人旅行者65人が死亡したと報告されている。死因が判明し ているだけで高山病が5人、心臓や肝臓の病気が5人おり欧州の旅行者も合わせると高山病など病死は計65人に上るという。高山 に登る方はこの登山者検診ネットワークに加入している旅行会社を利用し事前検診を受けるのが良いでしょうね。
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南ア「携帯トイレ」普及促進へ

あちこちの山で携帯トイレ普及に向けた取り組みが行われているが南アルプス北部で環境負荷の小さいし尿処理を進めるため、 山域での携帯トイレ普及に向けた取り組みを環境省や山梨県側の自治体などと模索しているとことです。し尿をそのまま流す「 地下浸透」方式の山小屋を減らすほか、登山者の休憩場所にもトイレを新設するかなどを話し合っていくという。これまで地下 浸透方式だった仙丈ケ岳の薮沢小屋で、登山者に紙シート製の携帯トイレを有料で渡し、使用済みを回収する方式を導入するそ うだ。南ア北部では仙丈小屋や長衛荘のトイレが浄化槽方式だが、地下浸透式の山小屋もし尿処理にもっと真剣に取り組んで負 荷を小さくすべきだ、と環境省などと話している。駒ケ岳登山の休憩場所となっている仙水峠や、６合目の石室付近では、し尿 が「野放し状態」でティッシュが散乱しているらしい。携帯トイレ用のトイレを設けて下山時に北沢峠で使用済みを回収する構 想もあるようだが、自然公園内への人工物新設はあまり望ましくないので今ある小屋のトイレの利用をまず進め、改善されなけ れば次の策を考えたいとしている。しかし、「事業仕分け」の各省庁版である「行政事業レビュー」で、山小屋のトイレ整備へ の補助事業が「廃止」とされたことについて環境負荷を減らそうと取り組み始めたばかりで困っており山岳関係者から怒りの声 が上がっているようだ。
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北限の海女19歳が新人デビュー

以前[かわいすぎる海女さん]（こちらの日記）を書いたが、今年も新人が 加入して素潜り漁の実演が始まったようです。 写真は河北新報より借用 岩手県久慈市小袖地区で7月1日から北限の海女による素潜り漁の実演が始まり、大久保恵実さん（19）がデビューし、昨年の2 人に続く若手の新人の誕生で、観光客の増加が期待されるようだ。大久保さんは、約25年ぶりの新人として昨年デビューした大 向美咲さん（20）、小袖妃香理さん（20）と小、中学校時代の同級生のようだ。おなじみのかすりはんてん姿で水温17度の水深 3mの海中に潜りウニを採っているとのこと。小袖地区の海女は100年を超える歴史があると言われるが、ピーク時には約80人い た海女は現在は30人ほどに減っており昨年、大向さんと小袖さんが仲間入りしたことで人気が上昇し素潜り漁の実演の見学者は 前年比約２割増の5972人になったという。。小袖海女センターも建て替え中で、8月1日に営業を再開する予定だそうです。今年 の夏で出かけてみてはどうですか。
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山岳気象予報士

山岳気象予報士をご存知ですか。ヒマラヤの天気をピンポイントで予測して登山をサポートできるのは日本では猪熊隆之氏（39 歳）しかいないと日経のコラムに出ていた。プロマウンテンクライマの竹内洋岳が絶賛し国内外で高く評価されているのだそう だ。彼は小学校から丹沢の沢登り、高校で山岳部に入ったが挫折。大学に入って再度山岳部に入り訓練を重ねていたが富士山で の訓練中突風に巻き上げられ吉田大沢を転落し左足を粉砕骨折してしまった。奇跡的に回復し、北アルプス、そしてエベレスト 登山などを経験してきた。しかし無理がたたったのか骨髄炎を発症してしまい山から離れざるをえなくなったそうだ。木を取り 直して山で得てきたいろいろな経験から山の天気予報は誰もやっていないから面白そうだと天気予報氏の資格を取りメテオテッ ク・ラボ（こちら）という天気予報会社に入社し、自分の完成を磨きながら予報制度をあげてきたと語 っている。パソコンのデータをにらみつつ、雲を見てイメージし、自分が風だったらどういう風に動いていくか集中能力を高め て予測するらしい。現在彼が所属する会社では山の天気予報を旅行会社/個人ガイド向けに配信している。富士山の山小屋も契 約したようですね。そして国内、および国外の山岳及び山麓の局地的な天気予報の発表しており山岳気象情報を有効に利用して もらい遭難事故を未然に防ぐとともに、安全登山の実行や、ツアー催行可否の判断材料として利用できるといっている。みなさ んも個人で月額315円で携帯メールなどで利用できますよ。予報山域は全国15エリア（利尻・大雪・飯豊・谷川・丹沢・富士山 ・八ヶ岳・北ア北部・北ア南部・中央ア・南ア・大山・石鎚・久住・宮之浦）だそうです。予報内容は翌日、翌々日の6時間後 毎の天気、気温、風向・風速、気象予報士のコメント付だそうです。わたしも高山に山登る7～11月だけでも契約しようかな。
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涸沢フェスティバル2010

今年で第3回目のKARASAWA FES.2010が8月27日～29日に開催することに決まっていたがその詳細プログラムが見えてきた。会場 は昨年と同じ、徳沢会場、横尾会場、涸沢会場の3会場で徳沢会場のテント見本市、横尾会場の山岳映画上映会、そして涸沢会 場のキャンドルナイトや涸沢映画祭、山ヨガなどである。これから新しく決まるプログラムや刻々と変わる現地情報など随時更 新される情報をメールアドレスや簡単なプロフィールを登録しておくと届けてくれる「事前登録」もあるようだ。 詳細は（こちら）に過去の様子や、事前登録方法、イベント内容などが見れるサイ トが立ち上がっている。去年も大賑わいだったようで、静かなところが好きな私はこのFESはあまりいきたくありませんね。い ちおう事前登録はしておいたが・・・
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