富士山の頂上「お鉢めぐり」を整備工事

富士山の頂上を1周する「富士山頂周回線歩道」（お鉢めぐり）で9月1日から、登山者の安全確保のための整備工事が始まったようだ。工事するのは5カ所で成就岳から伊豆岳間に土留柵を設置するほか、吉田口須走口下山道付近火口側、久須志岳、小内院脇、浅間大社奥宮横にロープを設置するそうだ。

これに伴い土留柵を設置する成就岳から伊豆岳間の区間の直下に当たる吉田口と須走口の下山道では、工事業者が必要と判断した場合に通行止めを行うそうで、その影響で登山者には15分程度の待ち時間が発生する可能性があるようだ。その他の場所は工事中も通行でき、工事時間は8時～17時で工事期間は9月20日までだそうです。計画している人は注意してくださいね。

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白馬大雪渓の一時通行止

白馬大雪渓は例年にない雪不足の影響で、大雪渓ルートはクレバスが広がっており9月1日より安全なルートが確保されるまで、一時通行止めになるようです。

8/29に常駐隊、白馬村・北アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会・大町警察署など関係者が大雪渓の視察行ったが、砂山への取付き部のクレバスが広がっており、ルート確保が難しい状況となっているようだ。

協議の結果、9月1日より安全なルートが確保されるまで、一時大雪渓ルートが通行止めになりルートが確保出来次第、解除になるそうだが計画されている方ご注意下さいね。
白馬岳への登山道はほかに、猿倉登山口から白馬鑓温泉を経て白馬鑓ケ岳から縦走する道や、ゴンドラとロープウエーを乗り継いで栂池自然園まで行き、白馬大池などを経由して向かう道があるのでこちらから登りましょう。

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登山中の「隠れ脱水」に注意

登山は脱水症になりやすいから、十分に水分を取ろうと北アルプス白馬岳や登山基地・涸沢の登山口で山岳医や遭難防止団体などが登山者に脱水症対策を呼びかけたそうだ。脱水症は熱中症につながりやすく、だるい、食欲がないなどの「かくれ脱水」のサインを見逃さないことが大切ですね。体に強い負担がかかる登山ではいつも以上に多くの汗をかき、荒い呼吸で失われる水分もあって程度の差はあれ自分では気付かない「かくれ脱水」の状態になるそうだ。体がだるいと感じたときは脱水のサインだし、足がつる場合は塩分の補給が不足している可能性がある。脱水が進むと食欲が落ち、一層重い状態になるおそれがありので休憩と水分補給をこまめにしないといけませんね。立ちくらみやめまいは高山病のサインでもあり、注意が必要―ですよ。

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スマホで手軽なった登山届が提出2割増

2015年に全国の自治体や警察に提出された登山届が、2014、2015年の統計がある31都道府県で計256,978件に上り、前年比23％（約5万件）増となったと読売新聞の調査で判明したそうだ。登山ブームで遭難事故が増加するなか、スマートフォンなどから提出できる「ネット登山届」の普及も増加を後押ししているようだ。

調査結果によると、20140年から2015年にかけて提出が増えたのは、31都道府県のうち27都道府県で、登山届は遭難時の迅速な救助に役立つが、2014年9月の御嶽山の噴火では行方不明者の確認に手間取り、登山届の重要性が注目された。御嶽山の登山口がある岐阜県では35.1１％（7528件）増、長野県でも9.6％（9529件）増となったそうだ。まだ「ネット登山届」に対応していない警察は早く行ってくださいね。

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高尾山近辺にクマの目撃情報が

私が所属している森林ボランティア団体が設置している情報収集カメラに7月16日AM11頃、ベースからほど近いモミ尾根（221林班と都有林の境界、標高500m付近）に子クマが撮影されました。（設置カメラのメモリを回収に行ってわかりました）多分親子で行動していると思われ、警戒が必要です。



秩父や奥多摩では目撃情報があり、最近高尾山でも陣馬山付近で目撃されたとの情報がありましたが、われわれの植栽地にもついに現れました。雑食性でドングリ、タケノコ、果実、木の芽・葉、草の葉・茎・根などを食べ、ハチの巣が好物なのは有名です。広葉樹林で生活していますが、ドングリなどの餌が不作の時は人里に現れ騒動となります。シカやカモシカと違って人間に危害を加えるため、目撃情報の他機関との交換が必要になりますね。協力よろしくお願いします。

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