徳本峠登山道を「守る会」設立

 徳本峠から上高地へ入る登山道の整備は徳本峠小屋と岩魚留小屋の従業員が主に維持管理してきたが、2006年7月の豪雨 災害で登山道が寸断されるなどした影響で岩魚留小屋は現在も休業しており2007年からは春と秋に松本市や長野県、国 機関の職員らが整備してくれていた。そこで自然公園財団上高地支部の有志が、北アルプス・上高地への古くからの玄 関口である徳本峠の登山道の維持管理を市民らのボランティアで担うために「古道島々明神登山道を守る会」を設立し7 月28日に初めて一般参加者を募って草刈りや橋補修などの整備作業をするそうです。登山道は安曇島々～徳本峠～上高 地・明神の約23Kmとながい。そして常に大雨などで崩れる可能性のある道を早めに直すには担い手が不足なため結成を 呼び掛けたそうだ。登山道は管理責任の所在が明確でないこともあり、行政のできることには限界があるが山を愛する 多くの人の力があれば道を守ることができると参加を呼び掛けています。参加希望者は7月27日までに自然公園財団上高 地支部（電話０２６３・９５・２４３３）に申し込んデくださいとのことです。
参考：信濃毎日新聞

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