熊野古座街道の整備完了

世界遺産でもある熊野古道の保全や復元に取り組む「熊野古道大辺路刈り開き隊など和歌山県南部の住民団体が進めている古道の一つ「古座街道」の整備がほぼ完了し今後、安全に歩けるかどうかを確認して道標の設置もするそうだ。刈り開き隊が2011年春から古座街道の復元を目指して整備を開始し、上富田町朝来から串本町古座までの約65kmで続けてきた。
古座街道は明治中期まで紀南の主要街道の一つで、内陸のルートの「熊野中道」ともいわれている。渓谷が多いなど、海岸のコース「大辺路街道」とは違った趣があるそうです。今後、全区間を確認し、道沿いの斜面が崩れ落ちないように土留めをするなどの作業を進め、道標は一部には設置しているが、道に迷わないように全区間で主要ポイントに設けていくそうです。
全区間がなんとか歩けるようになり石畳や石仏がある魅力ある古道としての復活ですね。

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