子供のネットモラル

インターネットやネット掲示板での子供達のいじめや誹謗中傷などで事件が起きているが学校ではネットモラルを教育できているのだろうか。どうも出来ていないとの報告がでていた。学校ではキーボードの打ち方などのパソコン教育だけでネットモラルを積極的に教育することはしていないようだ。約10年前から文部科学省は全国の小学校や中学校に向けて、パソコン教育ではないネットモラル教育の重要性を徹底するためのガイドラインを配布しているが、実際の教育現場で実践されていないようだ。現場の教員は中高年者が多く、インターネットやネット掲示板の意味や教育すべきポイントを理解していないかららしい。今の子どもたちの多くは、こうした教育を受けることなく、いきなり大人たちを交えたネット社会に放り込まれている。ネットモラル教育を子どもたちが受けられる環境を整備した上で取り扱いが難しい案件を警察などが担当するという仕組み作りこそが、本当の意味で子どもたちをインターネットの脅威から守る有効策なのではないだろうか。ネットモラルを積極的に教育することが真のネット教育と私も思う。また子供の携帯電話の問題も出ているが、使わせ方の問題ではないかという意見がある。ケータイの正しい使い方を考える提案もあったと言うが何が正しい使い方なのか教育できるのだろうか。
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